英検4級に最短で合格できる学習方法を記事にまとめました。
小学5年生から英語学習を始めて、2年半後の中学1年生で英検3級に合格した実績もあります。正しい学習方法で英検の対策をすれば比較的短期間に合格することが出来ます。
英検4級のレベル
英検の公式ホームページでは英検4級のレベルは「中学中級程度」と書かれています。
英検と関連が深い旺文社「英語の友」によれば、英検4級は中学中級程度、語彙にして約1,300語レベル程度とされています。
英検公式ホームページ https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/about/
はっきりとは書かれていませんが「中学初級程度」=中学2年生の英語レベルですから、中学2年生の英語をマスターできると英検4級に合格できます。
英検4級過去問
英検(日本英語検定協会)から過去3回分の過去の本会場の一次試験の試験・解答(過去問)が公開されていますので、過去にどのような問題が出題されているか調べることが出来ます。ちなみにTOEICでは過去問は公開されていません。
過去問として「英検4級 過去6回全問題集」が発売されています。書店でも購入できますが、Amazon、楽天ブックスなどでも購入できます。
「英検4級 過去6回全問題集」 ⇒楽天ブックス ⇒Amazon
何点取れば英検4級に合格できるか?
英検4級の配点は83点満点です。各分野の配点は以下の通りとなっています。 合計65 Reading35 Listening30 Writing出題はありません
英検4級の合否はCSEスコアという統計処理を施した点数で決まリますが、換算方法が公開されていませんので、素点をCSEスコアに変換することは不可能です。
英検4級一次試験の場合は65点満点中で40点あたりが合格点になることが多いようです。
なお、英検4級には二次試験(面接・スピーキング)試験はありません。
具体的な対策
英検4級を受験する年齢ごとに対策を考えてみました。
小学生
小学生が英検4級を目指す場合は「小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル」をテキストとして使用します。
「小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル」⇒Amazon、楽天ブックス
市販の教材の中では一番わかりやすいと思います。
一冊で十分だとは思いますが、出題形式などに慣れるために、「小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル」を一通り学習した後で、「英検4級3回過去問集」で試験対策をすれば完璧です。
沢山の教材をこなすよりも、一冊の教材を繰り返す方が学習効率は高まります。英検4級の段階では市販の単語帳は不要です。
「小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル」と「英検4級3回過去問集」の中に出てくる英単語を覚えるだけで、英検4級に十分合格します。教材の数が増えるとそれだけ負担になりますから、教材は少なくし、そのぶんしっかりと復習を繰り返すことがおすすめしています。
文法に不安を感じる方は、「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の中学1年部分に目を通すと理解が深まると思います。
⇒「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の効果的な使い方
中学生以上
中学生であればまずは授業の予習・復習をきちんとやっていれば、中学3年生に進級した後で、英検4級は合格できる実力がついているはずです。
英検対策として、「英検4級3回過去問集」を使用し、その中でわからない問題がなくなれば、英検4級には確実に合格します。わからない単語は必ず辞書で意味を調べるようにすることが英語力アップの大きな一歩です。
中学一年生の英語に不安がある場合の、英語を基礎からおすすめの学習方法は、「中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。」の中学2年の部分(01から91まで)を一通り学んで、「英検4級3回過去問集」に取り組みます。
「中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。」はYoutubeでの解説動画もありますので、非常にわかりやすいです。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやす」の範囲
中学1年生の範囲→01「主語」と「動詞」とは?から41「何をしているのですか?」まで
中学2年生の範囲→42「過去形とは」から91「受け身と普通の文の整理」まで
中学3年生の範囲→92「現在完了形」とは?から114文の中の疑問文まで
⇒「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の効果的な使い方
英検4級に合格するためのまとめ
・中学2年生レベルの英語をしっかりと学習する
・小学生であれば、「小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル」と「英検4級3回過去問集」を学習する。
・中学生以上であれば、「中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。」の中学2年の部分(01から91まで)を一通り学んで、「英検4級3回過去問集」に取り組みます。