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英検準2級に最短で合格できる学習方法を記事にまとめました。
英検準2級合格を目指す方の情報ページです。なるべく学習量を抑えて効率的に英検準2級に合格できる方法をこのブログやYouTubeにて発信しています。
僕自身は2020年第2回英検で英検1級に合格しています。
英検準2級について
英検準2級のレベル
英検公式ホームページでは英検準2級は高校中級レベルの英語力だと書かれていますが実際には高校卒業レベル以上だと感じてます。
文部科学省では、中学生・高校生の英語力を調査するために、「英語教育実施状況調査」を毎年実施しています。
文部科学省は、高校生の英語力の目標を「高校生の50%がCEFR A2レベルを達成」とし、CEFR A2、つまり、英検準2級レベルの英語検定試験に合格されているのは26.7%です。
英検準2級合格までの学習時間
「英語学習ひろば」というホームページで調査を実施したところ、英検3級に合格された方が英検準2級に合格されるまでの学習時間は、170時間という結果になっています。
学習時間の170時間は毎日1時間程度学習すれば6ヶ月程度で達成できます。
目標としては、毎日1時間、6ヶ月英検準2級の対策をしましょう!
英検準2級の合格率
英検準2級の合格率は2017年以降公開されていません。2016年までのデータから推測すると英検準2級の合格率はザクッと一次試験は35%、二次試験は85%あたりではないでしょうか。
英検準2級一次試験の合格率35%と言っても英検準2級受験者の9割以上が英検3級の合格者であるために、英検準2級レベルに至らない方が英検準2級を受験して35%合格できる試験ではありません。念のため。
なお、英検の一次試験合格者が二次試験に不合格でも、次回の英検から3回は一次試験免除で受験することができます。
一次試験対策
英検準2級には、同じ級を年間3回試験場で受験する「従来型の英検」(いわゆる英検)、同じ級を年間6回受験できる「英検S-CBT試験」の2種類の試験があります。
どちらも難易度・合格率などは同じですが、向き不向きがありますので、「英検S-CBT試験」には注意が必要です。
英検準2級は一次試験、二次試験があります。一次試験では、筆記試験とリスニングがあります。
一次試験の合格点
英検準2級の一次試験の配点は素点で83点満点ですが、実際の合否の判定にはCSEスコアという英検独自の点数を使います。 素点換算で57%から60%が一次試験の合格点になっています。
過去の問題でリーディングとリスニング問題で、55%以上回答できるようであれば、ライティング対策をしっかりすれば、確実に英検準2級に合格できます。その場合対策は過去問6回分と英作文対策で十分です。
⇒英検準2級の一次試験に合格するには素点で何問正解が必要か?
大問1(単語・熟語問題対策)
英検準2級対策で最も苦労するのが、大問1で17問(単語10問・熟語7問)出題される単語熟語問題だと思います。
語彙問題17問(単語10問・熟語7問)は、リーディング37問中で46%とかなり高いウエイトを占めます。
英検準2級の単語対策は、単語帳による集中的なインプットがおすすめです。英検準2級向けの単語帳では「英単語ターゲット1200」がおすすめです。
出版元である旺文社の公式HPでは、「英単語ターゲット1200」はしっかりと英検準2級に対応しています。学校の指定などで、DataBase3000をお使いの方はそれでも結構です。
「出る順パス単英検準2級」をすすめているブロガーが多いのですが、英検準2級を目指して学習する場合、「英単語ターゲット1200」であれば一冊で済みます。
出る順パス単の場合は、「出る順パス単英検準2級」、「出る順パス単英検3級」、「出る順パス単英検4級」の3冊の学習が必要になります。
⇒英検準2級の英単語問題過去5回分の単語帳別出題率(カバー率)
⇒【動画解説】英検準2級の英単語問題過去5回分の単語帳別出題率(カバー率)
大問1(文法・語法問題対策)
英検準2級の一次試験では文法問題は3題出題されます。
この記事を読んでいる方、つまり英検準2級を目指してる方は、はすでに英検3級に合格されている方だと思います。
中学レベルの英語に不安な方は「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」を復習するとより理解が深まります。高校レベルの基礎的な英文法が不安な方は「肘井学の ゼロから英文法が面白いほどわかる本 」がわかりやすく分量も少ないのでおすすめです。
リーディング対策では、過去問を実際に解いて、長文問題で5割程度正解できるようであれば、過去問を繰り返しとくだけで十分です。
まずは、単語力をアップして、過去問の長文問題を辞書でわかない単語を調べながら、しっかりと日本語訳を読んで英文を理解します。
大問2(会話文の空所補充問題)
大問3(長文の空所補充問題)
リーディングの長文問題文の中にカッコがあり、文脈から正しい内容を選択する形式の問題を空所補充問題と言います。
英検準2級のリーディングの中では、大問2(会話文の空所補充問題)の次に点数が取りやすいですから、ここはしっかり問題演習で実力をつけましょう。
大問4(長文の内容一致問題)
リスニング対策
英検準2級のリスニング対策には過去問題を解くだけでしっかりと点数が取れるようになります。
英検が無料で公開している過去問題ではなく、市販の過去問題を使います。英検の過去問題には解説がないからです。「英検準2級 過去6回全問題集」を使います。
まずは、実際の試験と同じようにリスニングを聞きながら回答します。リーディングと合わせて7割以上正解できる方は合格できるでしょう!(学習での目標は8割!)それ以下の方は、解答の文章を見ながら何度も聞きます。聞けるようになれば、音声教材を聞きながら、それを真似します。
基本的にはこれを繰り返すだけで英検準2級のリスニングの合格点は確実に取れます。
⇒英検準2級の具体的なリスニング対策 14時間の学習で8割取れる学習法
英検準2級のリスニング対策には過去問題を解くだけでしっかりと点数が取れるようになります。
英検が無料で公開している過去問題ではなく、市販の過去問題を使います。英検の過去問題には解説がないからです。「英検準2級 過去6回全問題集」を使います。
まずは、実際の試験と同じようにリスニングを聞きながら回答します。リーディングと合わせて7割以上正解できる方は合格できるでしょう!(学習での目標は8割!)それ以下の方は、解答の文章を見ながら何度も聞きます。聞けるようになれば、音声教材を聞きながら、それを真似します。
基本的にはこれを繰り返すだけで英検準2級のリスニングの合格点は確実に取れます。
⇒英検準2級の具体的なリスニング対策 14時間の学習で8割取れる学習法
ライティング対策
英検準2級では、リーディング、リスニング、ライティング(英作文)の配点が同じです。
ライティング1問とリーディング37問が同じ配点、ライティング1問とリスニング30問が同じ配点、ライティングで高得点をゲットできると圧倒的に英検準2級合格に近づきます!
英検準2級のライティングは、質問に対して理由を2つ、50文字から60文字の英文で答えます。
⇒30分の勉強時間で合格点!が取れる英検準2級ライティングの裏ワザ学習法
二次試験対策
英検2級二次試験は面接形式の約6分間のスピーキングテストで、音読とNo.1からNo.5について聞かれます。
音読:50語程度の問題カードのパッセージを読む。
No.1:音読したパッセージ内容についての質問に答える。
No.2:イラストAの人物の行動描写
No.3:イラストBの人物の行動描写
No.4:受験者自身の意見を問う質問
No.5:受験者自身の意見を問う質問
⇒英検準2級二次試験の学習法