英検2級の長文問題で中学英語の割合を調べてみました。
中学英語の確認
英検2級の長文問題というと大学入試レベルの難しい単語がたくさん出てくるというイメージがあるのではないでしょうか。
実際には基礎的な単語もたくさん出てきますのでご安心ください。
英検2級本試験の長文問題1回分の長文全5題1418単語で中学校で学ぶ英単語がどれくらい出てくるかを検証してみました。なお、大問1の語彙問題はカウントしていません。
中学で習う英語の判断には「でる準ターゲット中学英単語1800」を使いすべての単語を一つひとつ確認しました。
検証するにあたっては、中学英語に赤マーカー、固有名詞に黄色のマーカーをを付け全体の文章の単語数と比較しました。
大問2A
まずは大問2Aを見てみます。
大問Aの問題文255単語の87.8%の224単語が中学英語でした。画像はチェック結果です。
赤のマーカー部分、つまり中学英語がいかに多いかがわかります。中学英語だけで長文の中身は理解できるのではないでしょうか!
著作権の関係で画像にはモザイクを入れています。
大問2B
大問2Bの問題文256単語の96.1%の246単語が中学英語でした。
画像は大問2Bのチェック結果です。この問題に関して中学英語だけで中身が理解出来、完全に回答できるレベルではないでしょうか。
大問3A
大問3Aの問題文216単語の95.8%の207単語が中学英語でした。
黄色でマークした部分は固有名詞です。
これはメールの文章ですが中学英語の知識だけで完全に回答できるのはないでしょうか。
大問3B
大問3Bの問題文350単語の85.4%の299単語が中学英語でした。
これは少しむずかしい単語も出題されています。中学英語だけでは少し苦労するかもです。
大問3C
大問3Cの問題文341単語の87.1%の297単語が中学英語でした。
これも少しむずかしい単語も出題されていますが中学英語だけでもなんとか回答できるレベルです。
英検2級の長文問題で中学英語の割合
大問2Aから3Cまでの5問で単語数は1418でうち1273単語が中学英語でした。
全体で89.8%が英検2級の長文問題に出てくる本文の英語の9割が中学英語でカバーされています、改めて中学英語の重要さを実感しました。
大問1の語彙問題を別にすれば英検2級の長文問題は中学英語をしっかりとマスターすればある程度の点数がゲットできるのではないかと感じました。
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