出る順パス単英検2級旧版・新版(5訂版)の比較しました。

新版(5訂版)の発売

出る順パス単2級2021年6月に改定されました。

ネット上ではレビューが少ないので新版である5訂版とと旧版の比較をします。具体的には、どんな点が変更されたのか、過去3回分の単語問題の出題率、最後に旧版と新版のどちらがおすすめかを結論づけます。

出る順パス単英検2級新版(5訂版)の変更点

パス単英検2級の変更点は3つあります。

単語数の増加
索引がページから単語番号に
ページの構成

単語数の増加

旧版の1179から新版は1300に単語数が121語増えています。

索引がページから単語番号に

旧版では索引にはページ番号が掲載されていました。索引で単語を調べる時はページに移動したあとは上から順にどこに単語が掲載されているか探す必要があり不便でした。

新版ではページ数ではなく単語につけられた連番になり、索引から単語にアクセスしやすくなりました。

2級パス単比較

ページの構成

ページ構成は旧版では品詞と重要度で分類されていました。

新版では1セクション100の名詞・動詞・形容詞がバランス良く含まれているために使いやすくなっています。

毎日、100語と決めて学習することができるので非常に便利です。

過去問の出題率

英検2級では一回の試験で10問の単語問題が出題されます。

英検の公式ホームページに過去3回分の過去問が公開されているので3回分30問の単語問題の出題率、つまり単語帳に掲載されているかを調べてみました。

2021年第1回

表の中でのABCはパス単での重要度が高い順からA B Cとなっています。

2021年第1回試験では旧版が10問中7問掲載され掲載率70%、新版では10問中4問掲載掲載率40%

パス単英検2級

2020年第3回

2020年第3回試験では旧版が10問中5問掲載され掲載率50%、新版では10問中問掲載され掲載率50%

パス単英検2級

2020年第2回

2020年第2回試験では旧版が10問中7問掲載され掲載率70%、新板では8問中問掲載され掲載率80%

パス単英検2級

3回分の出題率

過去3回の出題率を見る限り、旧版が30問中22問の73%、新版が30問中16問の53%と旧版の方が出題率が高かった。

結論

使いやすさを考えると、新版の方が見やすく使いやすく使いやすい。出題率を見ると、旧版のほうが遥かに高いです。

今回の調査で、3回確認したうちの2回に関しては、10問中4題しかカアバーされていません。

大問1対策としては、出る順パス単英検2級では新版である5訂版よりも旧版が出題率が高いという結論に至りました。

旧版はAmazonでは購入できるようです。⇒Amazon

パス単以外に英検2級対策におすすめは?

⇒ 英検2級単語帳別出題率

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