試験直前に英検のリスニングをサクッと勉強できる裏ワザ的な学習方法を紹介します。
裏ワザと言っても正攻法ですのでご安心ください。
用意するのは旺文社から出ている「過去6回全問題集」一冊です。
具体的な学習法
コツは最初からリスニング問題の原稿を見ながら音声を覚えることです。
(1)別冊解答の「放送英文」(リスニング問題の原稿)6回分を読む
(2)「放送英文」の原稿を見ながら聞く
(3)「放送英文」を原稿を見ないで聞く
(4)聞き取れるようになったら問題を解く
(5)リスニングの問題を6回分やってみる
(6)試験まで繰り返す
なぜリスニング力できるようになるのか?
意味がわからない英文を聞いてもリスニングは上達しません。聞き流すだけでは英語を聞けません。
例えば、ニュースやインタビューや映画でリスニングをマスターしようと思っている方が多いと思いますが、聞き流すだけではリスニング力は高まりません。リスニングの力は意味がわかる英文を聞いた量に比例するからです。
理想は何も見ないでニュースやインタビューや映画で喋っていることを書き取り(ディクテーション)、理解できた部分とわからないパートに分け、聞き取れなかっったところと集中的に聞くことが理想です。
実際には時間もかかるし99%の方が挫折します。僕も何度も挫折しました。
そこで考えたのが、最初は聞いてもわからないので最初から原稿を見ながら聞くという勉强です。これなら続けられますよね!
もちろん、初回は原稿を見ないで聞けるまで頑張るのも大切ですが、リスニング教材の最終目標は、問題文をすべて聞き取れて、正解を導き出すことですから、最初から、原稿を見るのが簡単でかつ挫折しません。
この学習法で最終的には、過去6回分のリスニング問題をマスターできるわけですから、是非トライしてみてください。