英検公式ホームページにて問題が公開されている過去3年分の英検1級の大問1の語彙問題25問の正答の単語が「出る順パス単英検1級」(パス単)、「キクタン英検1級」(キクタン)、「英検1級出る順で最短合格!単熟語EX」(単熟語EX)の3冊でどの程度カバーされているかを調べました。

確認する際には、それぞれの単語帳の目次で正答が掲載されているか確認し、派生語として掲載された単語は掲載数としてカウントしていませんが、名詞・形容詞等の品詞の違いは柔軟にカウントしてます。

表の中で*(アスタリスク)をつけた単語は単語帳に掲載があるものの書いてあるか日本語訳では正答に至らないものです。

英検1級受験生の中で圧倒的な人気を誇るパス単ですが掲載(収録)単語数がほぼ同じの単熟語EXよりもカバー率が低いことが判明しました。一方、掲載単語数がパス単・単熟語EXの半分以下であるキクタンが意外と健闘しています。

2020年第1回英検1級

2020年第1回英検1級では単熟語EXのカバー率が84%と高いです。

パス単 単語14/21(67%) 熟語2/4(50%)合計 16/25(64%)
キクタン   単語14/21(67%) 熟語1/4(25%)合計 15/25(60%)
単熟語EX 単語19/21(90%) 熟語2/4(50%)合計 21/25(84%)

2020年度第1回英検1級語彙問題

2020年第2回英検1級

2020年第2回英検1級でも単熟語EXのカバー率が84%と高いです。

パス単 単語13/21(62%) 熟語3/4(75%)合計 16/25(64%)
キクタン   単語10/21(48%) 熟語4/4(25%)合計 14/25(56%)
単熟語EX 単語17/21(90%) 熟語4/4(50%)合計 21/25(84%)

2020年第2回英検1級

2020年第3回英検1級

2020年第3回英検1級でも単熟語EXのカバー率が64%と高いです。

パス単 単語14/21(67%) 熟語1/4(25%)合計 15/25(60%)
キクタン   単語08/21(38%) 熟語1/4(25%)合計 09/25(36%)
単熟語EX 単語14/21(67%) 熟語2/4(50%)合計 16/25(64%)

2020年度第3回英検®1級

3回分の合計

2020年第1回、第2回、第3回の3回の試験を見る限りでは、圧倒的に単熟語EXのカバー率が高いです。これから英検1級対策を始めるのであれば単熟語EXメインにすると本番での回答率が圧倒的に上がります。

僕自身はキクタンと文単(「文で覚える単熟語英検1級」)を用いて、2020年第2回試験で19/25点取ることができました。号が少ない割に出題率が高いキクタンも学習時間が少ない方にはおすすめです。

英検1級3回分

2019年第3回を追加

やはり、単熟語EXのカバー率が76%と最高です。
2019年第3回英検®1級

Link

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Youtubeにて解説