目次
英検準1級語彙問題の単語帳7冊の出題率
英検準1級の語彙問題の割合
[box02 title="英検準1級のリーディング41点の内訳"]
英単語が21問、熟語が4問、長文問題が16問[/box02]
英検準1級のリーディングの配点は41問、そのうち英単語・英熟語の問題は25問で英単語が21問、熟語が4問、文法問題は出題されません。
長文問題が16問出題されます。
英検準1級一次試験の合否判断にはCSEスコアという英検独自の採点基準を使いますがCSEスコアへの換算に際しては英単語1問も長文問題1問も同じウエイトで換算されます。
英検準1級では英単語・英熟語の配点がリーディングの61%
英検準1級では英単語・英熟語の配点がリーディングの41問の25問で61%と非常に高いので英単語で高得点をゲットできると一気に合格に近づきます。
比較した単語帳
英検®から公開されている2020年第1回から2020年第3回までの過去の語彙問題を確認し、正解となっている選択肢がそれぞれの単語帳に掲載されているかを確認しました。
今回確認した単語帳は、「出る順パス単英検準1級」、「単熟語EX英検準1級」、「英単語ターゲット1900」、「鉄壁」、「システム英単語」、「キクタン英検準1級」、「DUO 3.0」の7冊です。
こちらで確認した「出る順パス単英検準1級」は2021年に絶版となった旧版(第4版)となります。
⇒「「出る順パス単英検準1級」旧版と新版の比較
どの単語帳も評判がよくしっかりと使い込めば実力がアップする素晴らしい1冊です。
出題率の確認方法
2020年度第3回英検準1級で出題された英単語の正解の選択肢がそれぞれの単語帳での収録語数を調べました。
単語帳の索引に英単語が掲載されている場合、派生語が目次に収録されている場合でも本文に掲載がある場合には収録としました。範囲語同意語として収録されている場合は収録とはしていません。
2020年度第3回英検準1級
TOP3は単熟語EXが66.7%、パス単が61.9%、ターゲット1900が57.1%となりました。なお、3intolerble、4inhospitable はパス単1級にも掲載なし、8conspireはパス単1級に掲載されています。
2020年度第2回英検準1級
2020年度第2回英検準1級では、パス単、ターゲット1900、鉄壁が66.7%で同率一位となりました。14invariably、
17clutterはパス単1級に掲載、21dockパス単1級にも掲載がありません。
2020年度第1回英検準1級
2020年度第1回英検準1級では、パス単71.4%、単熟語EXとターゲット1900が61.9%でtop3となりました。
過去3回分の累計
2020年度第1回から2020年第3回の語彙問題63問の出題率では出る順パス単が63問中42問掲載され一番出題率が高いということがわかりました。同率2位の英単語ターゲット1900と単熟語EX英検準1級は39問掲載で出題率62%でした。
英検準1級の単語対策役に立つ単語帳
「英単語ターゲット1900」がおすすめです!
ネット上の情報で英検準1級の単語対策といえば「出る順パス単英検®準1級」を推薦する声が多いです。
実際に英検2級、準1級の過去の出題を分析すると、準1級の出題率が少し落ちますが、英単語ターゲット1900がダントツにおすすめです。
収録語数が1950と低いにもかかわらず、英検2級、準1級の両方に使え、出題率も高いです。
まずは、「ターゲット1900」で英単語を徹底的に覚えて、その後、「出る順パス単英検準1級(旧版・第4版)」、「単熟語EX」等でターゲット1900にはない単語を補強する形で完璧ではないでしょうか。
もちろん「英単語ターゲット1900」一冊でも十分に英検準1級には戦えると思います。
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