目次
視聴者の方から英検1級の本番試験で回答する時間と時間配分について質問がありました。
リスニングの先読み時間を確保したい方は、あらかじめリスニングの先読みに必要な時間の10分前後を考慮して、時間配分を考える必要があります。
回答する順番は自由ですが、僕は、時間配分が簡単な方法として、ライティングを始めに20分と決めて、問題を解くようにしていました。
英検1級試験のスケジュール
最初にリーディングとライティングの筆記試験が100分終了後、引き続きリスニングが35分となります。
筆記試験:100分
リーディングとライティングで100分なのでリスニングの先読みをするためには、100分の筆記試験を90分で仕上げる必要があります。
「英検1級過去6回全問題集」では以下のめやす回答時間を設定しています。
リーディング
・英単語 15分
・空所補充 15分
・内容一致 40分
ライティング 25分
合計95分
リスニング:35分
リスニングは放送に従うだけなので時間配分は不要
先読みの10分を捻出するには
リーディング
・英単語 15分
・空所補充 15分
・内容一致 40分
ライティング 20分
リスニングの先読み 10分
合計100分
回答する順番
時間配分をしやすいようにライティングから始めます。
ライティング 20分
・英単語 15分
・空所補充 15分
・内容一致 40分
リスニングの先読み 10分
ライティングを先に回答するのは、時間配分がしやすく、順番通りに回答するとライティングの時間が圧倒的に不足して、いちばん点数が取りやすく、合格に直結するライティングが不利になるからです。
時間不足でリスニングの先読み時間が確保できなかったら?
実際の試験ではなかなかスケジュール通りに進まないものです。
筆記試験に思いのほか時間がかかってしまい、リスニングの先読み時間が確保できなかった場合には、問題をリアルタイムで解きながら最小限の先読みをします。
実際にはPart1のはじめに以下の通り、リスニング全体の解説が1分45秒流れ、Part2でもPart2の解説が27秒流れますので、約2分間をPart2の先読みに充てます。
Part1のタイムライン
01′45″ : リスニング全体の解説
00′27″: Part1の解説
質問の音声5″前後+回答時間10″=15″
Part2のタイムライン
00′27″ : Part2の解説
01′40″: Part2朗読
質問1の音声5″-7″+回答時間10″
質問2の音声5″-7″+回答時間10″
英検1級のリスニングの先読みについては、「英検1級のリスニングに先読みは必要か?」を参照してください。
参考記事
⇒ 英検1級リスニングの簡単で効率的な学習法
英検1級回答する順番と時間配分のまとめ
リスニングで先読みが必要な方はリーディングで10分時間を作り、タイムスケジュールで100の筆記試験に挑戦する。
その際は時間の管理がやりやすいのでライティングを一番に回答する。
ライティング 20分
・英単語 15分
・空所補充 15分
・内容一致 40分
リスニングの先読み 10分