こんにちは。今回は 「単語帳を使った英語学習」 をテーマにお話しします。

英検や大学受験、TOEIC・TOEFLなど、どの試験を受けるにしても「単語を効率よく覚える方法」は多くの方の悩みです。

この記事では、

  1. 単語帳のメリット・デメリット
  2. レベル別に単語帳が必要かどうか
  3. おすすめの単語帳と使い方
  4. 私自身の学習経験

をまとめていきます。


単語帳を使うメリット・デメリット

メリット

  • 試験に出やすい単語が整理されている
  • 反対語・熟語・派生語もまとまっていて効率的
  • 自分でリストを作る必要がない

特に英検用の単語帳は、級ごとに頻出単語が収録されているので効率よく学習できます。

デメリット

  • 暗記中心になりやすく、学習が単調になりがち
  • 眠くなる・飽きると感じる人も多い

レベル別:単語帳は必要か?

  • 英検5級~2級  リーディング学習だけで十分合格可能。多くの生徒は単語帳を使わずに合格しています。  
    ただし、2級は「英単語ターゲット1900」などを部分的に使うと最短合格できる場合もあります。
  • 英検準1級  単語帳は必須。リーディングだけでは対応できません。  「英単語ターゲット1900」と「英検準1級 単熟語EX 第2版」を活用しましょう。
  • 英検1級  ほとんどの人は単語帳なしでは合格できません。  「英検1級 単熟語EX」など、専用の単語帳を仕上げる必要があります。

おすすめの単語帳と学習法

英検2級

  • 英単語ターゲット1900」の1〜1000番を集中的に覚える
  • 単語を見て即座に日本語が1つ浮かぶレベルが目標

英検準1級

英検1級


単語帳の効果的な覚え方

  1. 1単語=1日本語を即答できるレベルを目指す
  2. 1日100語ペースで繰り返し確認
  3. 10日で1000語 → それを1タームとして繰り返す
  4. 派生語や複数の意味は徐々に追加

大事なのは「完璧を目指さず、繰り返して定着させること」です。


私自身の体験談

私は仕事で海外出張・駐在経験があり、英単語ターゲット1900レベルは学習前からほぼ定着していました。そのため英検準1級は特別な対策なしで合格しました。

ただし、1級の単語問題は非常に難しく、受験前には「英検1級 文で覚える単熟語」や「キク単 英検1級」をやり込みました。結果的に本番では高得点が取れ、単語帳の重要性を改めて実感しました。

キク単 英検1級」は、有名出版社のアルクの書籍で、語数が足りなく、学習負担が少ないという理由で選択しました。

リーディング、ライティング、リスニングで点数が取れる方は、掲載語数が少ない「キク単 英検1級」で合格点が取れると思いますが、大問1の語い問題で高得点を取って、確実に合格を目指す方は、「英検1級 単熟語EX 第2版」を徹底的に覚えるべきです。


まとめ

  • 単語帳は効率よく単語を整理して覚えるのに最適
  • レベルが上がるほど必須度は高まる
  • 「完璧」よりも「繰り返し」で定着させるのがポイント

あなたの学習段階に合わせて、単語帳を上手に活用してみてください。