こんにちは。今回は 「単語帳を使った英語学習」 をテーマにお話しします。
英検や大学受験、TOEIC・TOEFLなど、どの試験を受けるにしても「単語を効率よく覚える方法」は多くの方の悩みです。
この記事では、
- 単語帳のメリット・デメリット
- レベル別に単語帳が必要かどうか
- おすすめの単語帳と使い方
- 私自身の学習経験
をまとめていきます。
単語帳を使うメリット・デメリット
メリット
- 試験に出やすい単語が整理されている
- 反対語・熟語・派生語もまとまっていて効率的
- 自分でリストを作る必要がない
特に英検用の単語帳は、級ごとに頻出単語が収録されているので効率よく学習できます。
デメリット
- 暗記中心になりやすく、学習が単調になりがち
- 眠くなる・飽きると感じる人も多い
レベル別:単語帳は必要か?
- 英検5級~2級 リーディング学習だけで十分合格可能。多くの生徒は単語帳を使わずに合格しています。
ただし、2級は「英単語ターゲット1900」などを部分的に使うと最短合格できる場合もあります。 - 英検準1級 単語帳は必須。リーディングだけでは対応できません。 「英単語ターゲット1900」と「英検準1級 単熟語EX 第2版」を活用しましょう。
- 英検1級 ほとんどの人は単語帳なしでは合格できません。 「英検1級 単熟語EX」など、専用の単語帳を仕上げる必要があります。
おすすめの単語帳と学習法
英検2級
- 「英単語ターゲット1900」の1〜1000番を集中的に覚える
- 単語を見て即座に日本語が1つ浮かぶレベルが目標
英検準1級
- 「英単語ターゲット1900」の全掲載単語
- 「英検準1級 単熟語EX 第2版」の特に1〜500番と熟語部分を優先的に覚える
英検1級
- 「英単語ターゲット1900」の全掲載単語
- 「英検1級 単熟語EX 第2版」
- すべての単語を、日本語1つ+派生語まで覚えることが必要
単語帳の効果的な覚え方
- 1単語=1日本語を即答できるレベルを目指す
- 1日100語ペースで繰り返し確認
- 10日で1000語 → それを1タームとして繰り返す
- 派生語や複数の意味は徐々に追加
大事なのは「完璧を目指さず、繰り返して定着させること」です。
私自身の体験談
私は仕事で海外出張・駐在経験があり、英単語ターゲット1900レベルは学習前からほぼ定着していました。そのため英検準1級は特別な対策なしで合格しました。
ただし、1級の単語問題は非常に難しく、受験前には「英検1級 文で覚える単熟語」や「キク単 英検1級」をやり込みました。結果的に本番では高得点が取れ、単語帳の重要性を改めて実感しました。
「キク単 英検1級」は、有名出版社のアルクの書籍で、語数が足りなく、学習負担が少ないという理由で選択しました。
リーディング、ライティング、リスニングで点数が取れる方は、掲載語数が少ない「キク単 英検1級」で合格点が取れると思いますが、大問1の語い問題で高得点を取って、確実に合格を目指す方は、「英検1級 単熟語EX 第2版」を徹底的に覚えるべきです。
まとめ
- 単語帳は効率よく単語を整理して覚えるのに最適
- レベルが上がるほど必須度は高まる
- 「完璧」よりも「繰り返し」で定着させるのがポイント
あなたの学習段階に合わせて、単語帳を上手に活用してみてください。