目次
2種類の英検準2級試験
英検準2級には、従来型の英検とパソコンで受験する英検S-CBT試験の2種類の試験があります。[br num="1"]
従来型の英検
・一次試験合格者が二次試験を受験
・年に3回受験可能
・紙の試験
・一次、二次は別日
英検S-CBT試験
・原則、毎週土日、最大、年間に6回
・パソコンで受験し、ライティングのみ手書き・パソコン入力を事前に選択
・一次、二次は同日
二次試験免除
従来型英検
従来型英検で一次試験に合格後、二次試験に不合格の場合は、一次試験の免除で、従来型英検、英検S-CBTのどちらでも二次試験を受験することが出来ます。
英検S-CBT
英検S-CBTで一次試験に合格、二次試験に不合格の場合は、一次試験の免除で、従来型英検、英検S-CBTのどちらでも二次試験を受験することが出来ます。
二次試験のみ合格の場合
英検S-CBTで、一次試験は不合格、二次試験の部分のみ合格した場合には、試験免除制度はありません。
英検準2級の試験内容
一次試験は筆記試験、リスニングから構成されます。
筆記試験
筆記試験はリーディングとライティングを75分間で回答します。
[br num="1"]75分間であれば、リーディング、ライティングの時間配分は自由です。[br num="1"]もちろん、ライティングを先に回答しても全く問題なし!
リーディング
リーディングは37問出題されます。
・語い問題(20問)
・会話文の空所補充(5問)
・長文の空所補充(5問)
・長文の内容一致(7問)
・ライティングは1問出題されます。
語い問題
語い問題の出題は、
・10問 英単語
・7問 英熟語
・3問 文法問題
このような感じで出題されます。
会話文の空所補充
4題で5問出題されます。
・4会話(ABAB)3題3問
・8会話(ABABABAB)1題2問
会話文の空所補充は比較的点が取りやすく、点数を取るための2つのポイントがあります。
・ 誰がどこでなにを話しているか
・ (空所)の次の文がヒントとなります。
このような感じで出題されます。
長文の空所補充
長文の空所補充では、長文2題で5問出題されます。
・150語前後の長文1題2問
・250語前後の長文1題3問
ここも比較的点が取りやすく、1パラグラフ(段落)で1問題、(空所)の前後の文がヒントに気をつけるようにします。
このような感じで出題されます。
長文の内容一致
長文の内容一致では、200語程度のe-mail 1題3問、300語程度の長文 1題4問が出題されます。
正解を導き出すポイントは4つあります。
(1)1パラグラフ=1問題と理解する。
(2)設問を読んで各パラグラフを読む
(3)キーワードをしっかりマークする。
(4)(空所)を含む問題文はしっかりと読む。
ライティング
配点
[br num="1"]
英検準2級のライティングは1問で16点ですが、合否を決める際の配点のウエイトは、Reading(37問)=Listening (30問)=Writing1問となります。
問題形式
理由を2つ
50-60語程度の英文にまとめます。
採点
配点は16点で内訳は、
内容 4点
構成 4点
語い 4点
文法 4点
ライティングの出題例
過去17回の出題のうちで15題がDo you thinkから始める質問で出題されました。
実際の出題は英語ですが、このような出題が過去にありました。
勉強中にスマートフォンを使うことは、良いことだと思いますか?
インターネットを利用して料理を学ぶことは良いことだと思いますか?
テレビでもっとスポーツ番組を放送するべきだと思いますか?
リスニング
英検準2級のライティングは30問出題されます。[br num="1"]
第1部 会話の応答文 10問[br num="1"]第2部 会話の内容一致 10問[br num="1"]第3部 文の内容一致 10問
第1部 会話の応答文
会話の応答文では、男女間の会話(男女男or女男女)は放送され、10題で10問で、解答時間は10秒となります。
英検準2級リスニングの他の問題とは違って、選択肢が問題冊子に書いていません。
回答のポイントは、会話の最後の発言がヒントになります。
第2部 会話の内容一致
会話の内容一致では、第1部より少し長めの男女の会話(男女男女または女男女男)が流れます。
問題冊子に4つの選択肢が印刷され、10題で10問出題されます。
回答のポイントは、選択肢を見て、内容と質問を予想することです。
例えば、by -ingが使われているこの選択肢からはこの選択肢だと動作が聞かれることが予想できます。
この選択肢だとHeの行動に注目しながら放送分を聞きます。
第3部 文の内容一致
文の内容一致では、50語程度の英文と質問が放送されるので、問題冊子の4つの選択肢から選びます。
出題は10題で10問
回答のポイントは第2部と同じように選択肢に目を通し、質問を予測します。過去の出題では、以下の3つの分野の放送文が多く出題されています。
(1)人物に関する経験、趣味、経歴など
(2)アナウンス(空港、学校、百貨店)
(3)社会・文化・科学的な話題社会・文化・科学的な話題
回答のポイントは
人物に関する経験、趣味、経歴など
5W1Hに注目
アナウンス(空港、学校、百貨店)
アナウンサーが伝えたい用件を理解する。
社会・文化・科学的な話題
内容が難しいのですべてを理解しようとせずに中心的内容をおさえることが重要です。