2024年度第1回英検2級の6つの模範解答を比較

英検2級のライティングで生徒さんから、IntroductionとConclusionの書き方について、質問をよく受けます。

今回は、英検2級のライティングで、IntroductionとConclusionをどこまで書くべきかについて、本会場と準会場で実施された模範解答6つを分析してみました。

準会場の実施分については、問題文がありませんので、推測の部分があることをご了解ください。

2つのパターン

模範解答を分析すると2つのパターンがあることがわかりました。

(1) Introduction と Conclusionが全く同じ

本会場試験

本会場試験の回答では、問題文に書かれた文章にI thinkをつけIntroduction、For these reasons above, に問題文をそのままコピーして、Conclusionとしています。

模範解答では、the numbers of such moviesの部分も、suchの意味を明確にしないで、そのまま使用されています。

準会場C

準会場試験Cの模範解答では、Introductionに書かれた I agree that the voting age should be younger. を、 I agree with the opinion that the voting age should be younger.です。

比較すると、 単に、with the opinionが加わっただけで、内容は同一です。

(2) Conclusionのsuch these などを補足

もう一つのパターンは、本文中に、such these などが使われている場合に、そこの部分を明確にしますパターンです。

今回の模範解答を見る限り、Introductionではsuch these などをそのまま使って、4つの模範解答で、Conclusionで言い換えています。

準会場A
準会場B
準会場D
準会場E

結論

今回の本会場試験、準会場Cの解答から言えることは、問題文をそのままコピーしても、減点されることがないと言うことがわかりました。

模範解答を見る限り、Introduction と Conclusionが全く同じ文を使って、Introductionの始めに、In conclusion, を使うだけで減点されないと言うことがわかりました。

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