出る順パス単英検準2級旧版・新版(5訂版)の比較しました。
新版(5訂版)の発売
出る順パス単準2級2021年6月に改定されました。
ネット上ではレビューが少ないので新版である5訂版とと旧版の比較をします。具体的には、どんな点が変更されたのか、過去3回分の単語問題の出題率、最後に旧版と新版のどちらがおすすめかを結論づけます。
出る順パス単英検準2級新版(5訂版)の変更点
パス単英検準2級の変更点は3つあります。
単語数の増加
索引がページから単語番号に
ページの構成
単語数の増加
旧版の1085から新版は1100に単語数が15語増えています。
実際には旧版と新版の収録語数のカウントが違っています。旧版では品詞ごとに目次に掲載されていました。a
例えば、dvertise advertisementのように2語カウントされていましたが、新版ではadvertiseだけが目次に掲載され収録語数としてカウントされています。advertisementはadvertiseに派生語として掲載されています。
派生語を本文に掲載したことにより、索引に掲載した単語数は減りましたが、新しい単語を増やし、結果的に15単語以上は単語数は増えています。
索引がページから単語番号に
旧版では索引にはページ番号が掲載されていました。索引で単語を調べる時はページに移動したあとは上から順にどこに単語が掲載されているか探す必要があり不便でした。
新版ではページ数ではなく単語につけられた連番になり、索引から単語にアクセスしやすくなりました。
ページの構成
ページ構成は旧版では品詞と重要度で分類されていました。
新版では1セクション100の名詞・動詞・形容詞がバランス良く含まれているために使いやすくなっています。
毎日、100語と決めて学習することができるので非常に便利です。
過去問の出題率
英検準2級では一回の試験で10問の単語問題が出題されます。
英検の公式ホームページに過去3回分の過去問が公開されているので3回分30問の単語問題の出題率、つまり単語帳に掲載されているかを調べてみました。
2021年第1回
表の中でのABCはパス単での重要度が高い順からA B Cとなっています。
2021年第1回試験では旧版が10問中6問掲載され掲載率60%、新版では10問中7問掲載掲載率70%
2020年第3回
2020年第3回試験では旧版が10問中5問掲載され掲載率50%、新版では10問中問掲載され掲載率50%
2020年第2回
2020年第2回試験では旧版が10問中7問掲載され掲載率70%、新版では8問中問掲載され掲載率80%
3回分の出題率
過去3回の出題率を見る限り、旧版が30問中18問の 60%新版が30問中20問の 67%と新版の方が出題率が高いです。
結論
使いやすさ、過去問の出題率、を考え、旧版、新板を比べると、出る順パス単英検準2級では新版である5訂版がオススメです。